興研の1821H型防じんマスクは、アスベスト除去作業用マスクの「区分2」、ダイオキシン類対策レベル1に使え、フィットチェッカー内臓タイプの軽量な全面形モデル。
アルファリングフィルタとは、フィルタの繊維密度を上げることによって捕集効率を高めることができるろ紙フィルタは、吸気抵抗の規格をクリアするためにろ過面積を広げる必要があります。国内で初めて極細径の繊維をランドプリーツ状に一体抄紙成型して誕生したのがアルファリングフィルタ。現在はさらにろ過面積を広げることに成功し、コンパクトな形状はそのまま、より低い吸気抵抗を実現しています。
防じんマスクは有害な粉じん吸入を防ぐため、捕集効率が高いフィルターが使用されてい
ます。防じんマスクを装着して粉じんの吸入を防ぐためには、このフィルター性能と、さらに
マスクと顔面との「密着性」の確保が重要な役割を果たしています。
● 顔面へフィットしやすい面体技術
防じんマスクの高い捕集性能をもってしても、装着時に接顔部から粉じんが漏れ込んでし
まっては意味がありません。有害な粉じんがマスクの中へ漏れ込んでしまう原因の多くは、
装着した際に生じた「接顔部のすき間」です。マスクの「フィット」は「性能」と同じく重要な
要件であるとの考えから、興研では早くから接顔部の密着性を高めるための技術を製品
化しています。